これまで愛着を持って使用してきた愛車であるからこそ、車査定に出す際には可能な限り高値で売却したいというのは、全てのオーナーに共通している事ですよね。
買取査定を行い満足感が高い結果を得るためには事前に様々な準備を施しておく事がポイント！
高額査定に繋がる点を疎かにせずしっかりと準備を整えてから車査定を依頼するようにしましょう。
事前の準備の中で悩むことの1つとして査定前に洗車をした方がいいのか？
と気になっている方も多いかと思います。
査定前に洗車しておくことで査定額に影響するのか？
をちょっとしたコツや高く売るためのポイントを交えてご紹介していきます。
目次
査定前に洗車しておくことで査定額に影響するのか？
これは正直にお伝えしますと、
そこまで影響しない
と言えます。
「そこまで」とお伝えしたのは、全く影響しないとい訳ではないからです。
洗車をしてキレイな状態にしておいたからといって数万円高く査定してもらえるといったことはありませんが、気持ち程度は上乗せしてもらえる可能性があります。
これは査定をしてもらう担当者さんによっても変わってくるところです。
洗車をしてキレイな状態になってるから上乗せしてもらえるというよりは、大切に乗ってきた車なんだなという印象を担当者さんに与えられるため心象がよくなります。
もし、あなたが車を購入するのであれば汚い車とキレイな車ではキレイな車を買いたくなりますよね？
いくら仕事とはいえ査定士さんもそれは同じなのでキレイにしておいて損することはありません。
やっぱり車は査定前にキレイに洗車しておくのが一番
日頃あまり洗車や車内清掃をする習慣が無い方は言わずもがなですが、高い頻度で洗車と車内清掃をしている方も査定に出す前に、今一度細部に至るまで徹底した掃除を施しておく事が大切です。
中古車市場では綺麗に使用されていて状態が良い車両から売れていくので、中古車業者としても状態が良い車両をできるだけ多く確保しておきたいと考えているため、比較的年式が古かったとしても高値を付けて頂ける可能性が高まります。
年式が古い割に細部に至るまで綺麗に使用されている様子が見て取れると、普段の運転の仕方も丁寧であるという印象が与えられるので、エンジンや駆動部などに負担が生じておらず今後故障し難いという判断をしてもらえる点でもプラスです。
大切に乗ってきた車である事をアピールできるようにしておくと良い印象を与えることができます。
事前の準備もしっかりとしておけばさらに好印象を持ってもらえるでしょう。
車内の臭いにも気を配ろう
見落としがちなポイントとして車内の臭いがあります。
自動車の車内は自宅の延長線上という認識を持っている方も多いからこそ思い思いに過ごし、ペットを同乗させたり喫煙するといった方も少なくないですが、ペットの臭いやタバコの臭いは他者においては避けたいと感じられる要素なので、ペットやタバコの臭いがシートや内装に染み付いているのなら車査定を受ける前に消臭しておきましょう。
また、芳香剤などの匂いもあまりに染み付いてるようですと、敬遠される場合もあります。
友人の車に乗ったら芳香剤の匂いがきつくて気持ち悪くなったという経験がある方も多いのではないでしょうか。
芳香剤の匂いも人それぞれ好みが違うので、かすかに香る程度であれば問題ないですが、あまりにも強烈な匂いが染み付いてるようでしたらできるだけ消臭をしておきましょう。
洗車以外にも大切なポイントをご紹介
査定前の準備として洗車の他にも大切なポイントがあります。
・査定時における社外品や純正品の扱い
・査定から売却までの期間
・車を売る時期
など、見落としがちなポイントですので念頭にいれておくと良いでしょう。
社外品や純正オプションは高額査定になる？
自動車を購入する際には純正装備されている装備に加えて追加でオプションを取り付けする方も増えていますがサンルーフをはじめ自動ブレーキやエアバッグ、電動スライドドアやナビ、ETCやバックモニター、レザーシートなどは高額査定に繋がるので正しくオプションパーツの価値を見出してもらえる業者選びをする事も大切です。
当然、高額査定になるオプションパーツであっても正常動作しなければ結果に反映されないため、車査定前に正常動作する事を確認しておきます。
同様に後から追加するパーツとしては社外品もあり、自動車に強い興味関心を抱いている方はマフラーやホイールなどを社外品に交換している方が多いですが、愛車に社外品を導入している際には取り分けて業者選びが重要になります。
軽自動車やコンパクトカー、ミニバンなど日常生活での使用を念頭に置いた車両を中心に買い取りし販売している中古車業者の場合では、社外品のパーツを導入している自動車に需要が高くないので車査定が低く見積もられます。
そのため、日常生活で利便性が高く感じられるように利用を考慮した車両を販売している中古車業者に査定を依頼する際には社外品から純正品に変更するといった準備を行うようにし、
純正品に変更する事ができなかったりそのままの状態で売却したいのであれば、趣味性が高い車両を中心に買い取りし販売している中古車業者に依頼すると高額査定が受けられます。
査定から売却までは早い方がいい
往年の名車であれば年月が経過するほど価値が高くなっていきますが、一般的な自動車の場合は年月が経過する毎に価値が下がっていくので、可能な限り迅速に査定から売却までを完了させる事が求められます。
自動車を買い取りして頂くためには複数の書類が必要になりますが、名義変更といった手続きを行わない限り買取業者により求められる書類に差異が生じるといった事は無いため、愛車を手放すと決意した段階で速やかに手続きに移れるよう、できるだけ速く書類を準備しておくと円滑です。
また、自動車の価値は年月の経過と共に低下していくのは事実ですが、右肩下がりで下落し続けるのではなく1年間の中では定期的に一時的に査定額が高くなる時期も存在します。
査定額が高くなる時期
それは2月から3月にかけてと8月から10月にかけてであり、理由は就職や転勤などにより環境が変化し、自動車を所有しなければならない必要性に迫られる方が多いためです。
その他には夏や冬のボーナスが入った後も車査定に適した時期で、纏まったお金が入った事により自動車の買い替えを検討する方が増えるため、ボーナスが入る前に手放しておくのもより良い結果が得られるきっかけになります。
大切なのは買い求める方が増加する時期に手放すのではなく、業者が買い取った後に整備や清掃などをしっかりと施して、再度販売させられるようにするための期間が設けられるように時期を見定めるという事です。
たとえ本格的に中古車の需要が高まる前段階でも、整備と清掃が間に合わないと判断される時期であると、1年間の中でも低めに推移する買取額で査定を受けてしまうので注意しましょう。
そして、中古車業者を含む日本の企業は3月と9月に決算を迎えるため、できるだけ良い決算が計上できるよう決算月は買い取りに尽力している事例が多いので、決算月を目掛けて準備し査定を依頼すると平均相場よりも高値が買い取って頂けるようになります。
